ニンテンドーDS
投稿 2026/3/28更新 2026/4/6

マジック大全

ニンテンドーDSが提示した、新たなエンターテインメントの形を振り返る

概要

『マジック大全』(英題:Master of Illusion / 欧州題:Magic made fun: Perform tricks that will astound your friends!)は、2006年11月16日にニンテンドーDS向けに発売されたマジック実演・トレーニング用ソフトウェアです。当時の希望小売価格は3,800円(税込)、CEROレーティングはA(全年齢対象)に指定されています。

本作は、普段ゲームを遊ばない層へのアプローチを目的とした「Touch! Generations」シリーズの第15弾タイトルとして市場展開されました。株式会社テンヨー(1960年創業の老舗マジック用品メーカー)が各種マジックの考案および監修を全面的にバックアップしており、ソフトウェアの開発は株式会社エイティングが担当しています。パッケージには株式会社任天堂製造の「マジック大全専用トランプ」が同梱されており、プレイヤーはニンテンドーDS本体というデジタルデバイスと、紙製トランプというアナログな道具を融合させて手品を実演する、特異なゲームデザインが採用されています。

特徴

本作は、ニンテンドーDSが持つハードウェアの特性をマジックの「タネ」や「演出」として最大限に利用する設計がなされています。タッチスクリーンでの直感的なカード操作に加え、マイクへの音声入力(息を吹きかける動作を含む)、本体の開閉(スリープ機能)を利用した暗転操作など、当時の携帯型ゲーム機ならではのギミックが多数組み込まれました。ソフトウェアは主に以下の3つのモードで構成されています。

  • 魅せるマジック マジックを演じる上で必要となる「記憶力」「計算力」「視力」などを養うための練習用ミニゲーム群です。このモードをプレイすることで「不思議ポイント」が蓄積し、一定値に達することで「魅せるマジック」の新しい演目がアンロックされる仕様です。ただし、ユーザーの過度な進行を防ぎ、日々の反復練習を促す目的から、1日に獲得できるポイントにはシステム上の上限が設けられています。

  • 不思議トレーニング マジックを演じる能力を養うための練習用ミニゲーム群で構成されています。このモードを通じて「不思議ポイント」を貯めることで新しいマジックが追加されるシステムであり、1日に獲得できるポイントには上限があります。

  • ひとりでマジック ニンテンドーDS本体がマジシャン役、プレイヤー自身が観客となって自動化されたマジックを体験・鑑賞するモードです。

DSワイヤレス通信を用いた「DSダウンロードプレイ」に対応しており、本作のカートリッジを所持していない他のニンテンドーDS本体へ、一部の演目をお試し版データとしてワイヤレス配信することが可能です。 また、任天堂タイトルのクロスオーバー要素として、ソフトウェア内の「バーバラの部屋」モードや、付属の専用トランプのジョーカーの絵柄に、『大合奏!バンドブラザーズ』等に登場するキャラクター「バーバラ・バット」がゲスト起用されています。

エピソード

ニンテンドーDSの次世代マイナーチェンジモデルであるニンテンドーDSiの発売に伴い、2008年12月24日よりニンテンドーDSiショップ(ニンテンドーDSiウェア)にて、本作の機能を分割した『ちょっとマジック大全』シリーズのダウンロード配信が開始されました。

同シリーズは各200 DSiポイントで販売され、「3つのシャッフルゲーム」「ファニーフェイス」「恐ろしい数字」「すきまサーチ」の全4タイトルが個別に提供されました。 ※ニンテンドーDSiショップのサービス終了に伴い、現在は新規購入不可

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